たんぱく摂ろう会は、日本人のたんぱく質摂取量拡大を目指し活動しています。長野県・佐久市とは市民の健康課題解決という目的で連携し、10月5-6日に行われた「SAKUメッセ2024 健康フェア」において佐久市と協同のイベントブースを出展しました。たんぱく質の重要性を佐久市民に向けて発信した様子をイベントレポートでご紹介いたします。

SAKUメッセ2024「健康フェア」の様子

たんぱく質の摂取課題解決に向けたコミュニケーション型ブース

たんぱく摂ろう会では、たんぱく質摂取量拡大に向けて生活者の摂取課題に着目しています。
一つは「自身のたんぱく質が足りているのか」という自己理解への課題。そして毎日続けるために「どうやったら簡単に摂り続けられるのか」という摂取の仕方についての課題です。これらの課題を解決するために、今回の佐久メッセでは気軽に体験・参加できる二つのブースを佐久市と協同で出展し情報発信を行いました。

「たんぱく質足りてる?体成分測定&健康相談コーナー」

このブースでは簡単に自分のカラダの状態が分かり、たんぱく質の必要性を理解することができる体験コーナーです。
体組成計を用いてイベント参加者の筋肉量や体脂肪を測定。その結果を元に佐久市の栄養士よりたんぱく質摂取を通じた食生活全般のアドバイスが行われ、熱心に耳を傾ける姿が見受けられました。
たんぱく質の摂取と運動は健康維持に向けて重要な要素であり、体組成計で自分のカラダの状況を知ることでより自分ゴト化を促しました。

「めざせ1日+10ℊ以上のたんぱく質 食材組み合わせチャレンジ」

ここでは普段の食生活で簡単にたんぱく質を摂れること、そしてその摂取の目安として1日+10ℊを摂ることをゲームを通じて伝えていきました。
ゲームはいたって簡単で複数ある食材スタンプから2個を選び、2個あわせて10ℊ前後のたんぱく質量を目指すゲームです。食材スタンプは手軽に摂りやすい牛乳や乳製品(チーズ・ヨーグルト)をはじめ、卵やソーセージ、ハムなど普段の食事にちょい足しするだけでよいものから選んでいきます。
このブースでは参加者の方に食材別のたんぱく質量早見表も配布しており、どの食材でどれくらいのたんぱく質が摂れるかの情報発信も行いました。レポートをご覧になられている皆様もぜひチラシを参考に組み合わせにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

毎日たんぱく質+10gの社会を目指し

2日間に渡り開催された「SAKUメッセ2024 健康フェア」では「たんぱく質足りてる?体成分測定&健康相談コーナー」に約240名の方々がご参加いただき、また「めざせ1日+10ℊ以上のたんぱく質  食材組み合わせチャレンジ」には約360名の方々にご参加いただきました。
「たんぱく質足りてる?体成分測定&健康相談コーナー」へ参加された方からは「自分のカラダの状況を知るいい機会になった」「栄養士さんからアドバイスを頂けて良かった」などの感想が寄せられ、「めざせ1日+10ℊ以上のたんぱく質 食材組み合わせチャレンジ」を体験された方々からは「あまりたんぱく質を普段意識していなかった」「ゲームでこうやって理解できるのはいい。これから意識してみたい」などのお声をいただきました。
二つのブースを通してたんぱく質の重要性を肌で感じながら理解してもらうことで、毎日+10ℊの摂取を意識してもらえるキッカケ作りを提供できたのではないか、と私たちは実感しました。
今後も、佐久市様と「より豊かに生きる 佐久地域を共に創る」活動を続けていきたいと思っています。ぜひ皆さんもより良いカラダづくりのため、たんぱく摂ろう会のサイトやイベントをチェックしてください。

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